10月の5枚

MOVING PICTURES
10月は最近にしては割と聴けた方かなと思ったり。

今月の5枚

Led Zeppelin/Led Zeppelin III(UK,1970)
Black Sabbath/Paranoid(UK,1970)
Rush/Moving Pictures(Canada,1981)
Roine Stolt/The Flower King(Sweden,1994)
various artists/ARIA The BOX disc2(Japan,2009)


Led Zeppelin III。改めて買い直して、新たな発見というか、感じ方ができた気がしてすごくいいアルバムだなと思った。もっとトラッドっぽくて聴きづらいと思っていた。でもそれはただ自分が聴こうとしてなかっただけだなと。Paranoidも初めて聴いたときはそこまでではなかったんだけど改めて聴き直して名盤だなと。バランスが取れてる。Moving Picturesは今のRushの音が既にこの頃には確立されていたのだなと改めて思わせてくれる快作。30年近く経っても変わらずいてくれるバンドというのもかっこいいものですね。Roine Stolt名義のThe Flower Kingsの1stとみるなら2ndのMetropolisの方が好きなのだけれど既に「メロディック・ロック」として確立されているし、このスタイルは今まで変わっていないのだな。最後はARIA。聴いてると落ち着きます。

次点の5-3枚

Andy Summers・John Etheridge/Invisible Threads(UK,1994)
空中浮遊(Music Pandra)/More Than I Know(Japan,2009)
various artists/ACBL compilation(Japan,2009)


Invisible Threads。ギタリスト2人によるギター2本のみのアコースティックアルバム。高度なテクニックでトラッド色が強めの音を展開するがメロディが少し単調な印象なのが残念。後者2枚はM3にて購入した同人音楽。Music Pandraはいろんなジャンルの音楽に挑戦しているとのことらしい。ひとまず打ち込みよりは生音が好きだってことでジャズアルバムを。ACBLはテクノ・クラブ系の音だけどこういうのはこれまで滅多に聴いてこなかっただけに新鮮だった。同人とは思えないクオリティなのではないかな。

今月の5+1曲

Led Zeppelin/Since I've Been Loving You(III,1970)
Rush/The Camera Eye(Moving Pictures,1981)
椎名林檎/ありあまる富(2009)
戦場ヶ原ひたぎ(斎藤千和)/staple stable(2009)
牧野由依/たんぽぽ水車 〜Yui Makino Version〜(2009)
やくしまるえつこ/おやすみパラドックス(2009)


今月も少しばかりカオス選曲。やくしまるえつこをこういう楽曲に起用するのはどうなのかなとか初めて聴いたときは思ったけど聴いていくと意外にしっくりきてるかも。近田春夫はこんな曲を作れるんだなあ。全然知らなかった。