ソフツ尽くし。

早速お茶の水店にて
3枚買ったがSoft Machineの廃盤ばかりを買ったので単価が非常に高い。財布の中身がすっ飛んだ。


Bundles

Bundles

Soft Machine。8th。75年作。
もう既にオリジナルメンバーがMike Ratledgeしかいないので7thまでの影はほぼない。
1st〜7thまではギタリスト不在だったのがAllan Holdsworthが加入して前面にフィーチャーされている。ギターインストとしても極上だしジャズロックとしても極上。
7thまで次第にジャズ色を強めていったのに対してギタリストを加入させたことで大きくロック寄りに揺り戻したともいえる一方で、Karl Jenkinsのバンドという面が既に色濃い。Jenkinsの作曲した曲が過半数を占めていることからもこれは伺えるだろう。


Softs

Softs

Soft Machine。9th。76年作。
オリジナルメンバーは完全に脱退。バンド名だけが存続する状態で発表された作品。
8thの延長上にあると言っていいだろう。
Bundlesほどのインパクトはないもののギターのテクニックが高いままで変化していない。John EtheridgeもHoldsworth並みのギタリストだったのかもしれない。聴いていて全く違和感がない。
これもジャズロックの傑作。でももうSoft Machineとしては聴けない作品であるようにも感じられる。
8thとセットで聴いた方が良さが倍増する作品だと思います。


この2つでほぼ8k。名盤なのに廃盤なので高い。


Third (紙ジャケット仕様)

Third (紙ジャケット仕様)

Soft Machine。3rd。70年作。
Soft Machineの最高傑作。
既に4〜5年前の紙ジャケの時に買ったんだがボーナストラック付の2枚組を長らく買い損ねていたので購入。この手の紙ジャケ化は一回に留まらずに何回もリマスターとか再発とか紙ジャケ化とかするから困る。
特典はこれまた廃盤になっていたBBCライヴ音源。