Switch off the future right now.
レビュウも久々ですね。
Porcupine Tree/Fear of a Blank Planet
- アーティスト: Porcupine Tree
- 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
- 発売日: 2007/04/24
- メディア: CD
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Porcupine Tree最新作にして初のトータルコンセプトアルバム。
18分の大曲を含む6曲50分構成。
明確にニートをテーマにしたのかはわからないけど
確かに未来の全く見えない鬱な引きこもりがテーマなのは間違いない。
日本じゃこんなのをテーマにした歌詞は絶対できないだろうな。
とりあえずどこまで行っても歌詞に未来は見えてこない。
とにかく鬱。
M1はキーボードのタイプ音と共にいきなり暗闇の中に放り出される。
リフもかっこいいしつかみはこのバンドらしさなのでは。
もう少しメロディアスなのを期待するのは期待しすぎかな。
M3は18分という曲の長さを全く感じさせない。
決して突っ走るわけでもなくどちらかといえば重々しい。
刺さるようなメタリックな音。
救いの見えない叙情的な音。
この緩急がとにかくたまらない。
前々作In Absentiaにも前作Deadwingにも増して
大作主義の傾向が強くなってきてるかも。
とりあえずおすすめ。