Steve Vai結構いいですね。
キモくてとてもいいのです。


hmv.co.jpにて購入。

Soft Machine/British Tour '75

British Tour 75

British Tour 75

2005 U.K.


8th:Bundles(75年発表)と9th:Softs(76年発表)の間のライヴ録音。
BundlesはギターがAllan Holdsworth先生なのに対して
SoftsはHoldsworthが推薦したJohn Etheridge。
このライヴはJohn EtheridgeがHoldsworth先生の演奏に
全く引けをとらない圧巻のギタープレイ。
Bundlesの曲もSoftsの曲も完璧に弾きこなしている。
冒頭のBundlesこそもったりした印象があるもののそこから先は
エサリッジのギターが駆け抜ける。
インプロ的な要素は少ないかもしれないライブ盤ではあるけれど
かなりのクオリティのアルバムであることは間違いないでしょう。
John Etheridgeもかなりの超絶技巧派ギタリスト。
Tempestのオリー・ハルソールにしろエサリッジにしろ
ホールズワースに匹敵するギタリストも意外に多い。

でもFloting World Liveの方がライブとしては上か。
Hazard ProfileがPart 5まで聴けるという点ではこちらか。
多くの曲目はFloting World Liveと被ってるけどSoftsからの曲もあり。
BundlesとSofts欲しい…。

Soft Machine/fourth & fifth

4 & 5 (2 ON 1)

4 & 5 (2 ON 1)

U.K.
fourth:1971 / fifth:1972


1971年の第4作fourthと1972年の第5作fifthの2in1CD。
このやる気のないタイトルが素敵。
ただSoft Machineの中で最も地味な時期のような印象もある。
fourthではお飾り的になってしまっていたドラムのRobert Wyattはfourth限りで脱退。
fifthではドラマーも定まらない。
最もfifthがJazz RockからRock的な要素をなくしてしまっているだろうか。
Third→Fourth→Fifthと順にJazz色を強めていく。
そしてこの順にアバンギャルド性を失っていく。
第6作Six・第7作Sevenはまた別で
方向性がおそらくは明らかにまた違うのだろうけれど。


Fourthはまだ聴きやすいかもしれない。
Fifthは正直Rockとしては聴きにくい。
どこかのフュージョンバンドと言われて聴いたならかなりいいと思うかもしれない。
Soft Machineほどアルバム毎に全然違う音を聴かせるバンドも少ないかもしれない。


Third以外はどうしても食わず嫌いな感が否めないので
聴き込んでみるのもいいかも。
いつか1stから7thまでレビューできるだろうか。

The Mars Volta/Amputechture

Amputechture

Amputechture

U.S. 2006


The Mars Voltaの3rd。8月に出たばっかですね。
1980年代以降のKing Crimson的な要素をたまに漂わせつつ
洗練されていないU.K.のような雰囲気をたまに漂わせたりしながら
ある程度は前作の2nd:Frances the Muteを踏襲しているような感じ。
前作が大作志向なのに対し曲数は多め。
でも16分の曲があったりと10分以上の曲は3曲もあるので
そこまで小粒な印象も受けない。


相変わらず攻撃的なギターとあのキーの高いvocalがイイ (・∀・)
あのカッコ悪いルックスも一つのファッションだよね。
メンバーは2人ともとりあえずアフロだし。


基本線はたぶん2ndから変わってはいないのだろうけれど
このバンドは今プログレと呼べる音楽をしてる数少ない人たちだと思う。
本人たちがプログレバンドと呼ばれることを好むかどうかは知らないけど。


あの狂気の沙汰の一歩手前っていう感じかな。
むしろ既に狂気かな。
あれがとても善い。