久々にCDなんか買ってみた。

Clannad/Lore

Lore

Lore

?Clannad/Lore
?U.K./1996年
?輸入盤中古
?diskunion茶水ロック館


Clannadっていう名前は聞いたことがあったというだけ。
ゲームの名前にもあったようななかったような。
ケルト+トラッドという情報だけだったが2枚組で安かった。
さっき調べてみたら、もともとenyaが在籍していたバンドらしい。
enyaの姉とかおじとかがいるらしい。今は活動休止中。
言われてみれば確かにenyaっぽくも聴こえる。
いわゆる「癒し」を求めるなら悪くないんじゃないだろうか。
これはプログレじゃないでしょう。身構えなくても普通に聴ける。
enyaが好きならもう十分にいけそうな作品。

Kaipa/Kaipa

Kaipa

Kaipa

?Kaipa/Kaipa
?Sweden/1975年
?輸入盤中古


Kaipaの1st。今でも最前線で活躍するKaipa。
なんだかこのジャケットがあまり好きじゃなくて聴く気にならなかったが
今まで聴かなくて正直すまんかった。
guitar/vocalのRoine Stoltが当時10代だったというのにはただただ感服。
ギター+キーボード+シンフォ
そんな感じ。
vocalはSwedishで全然わからない。

King Crimson/Earthbound

Earthbound

Earthbound

?King Crimson/Earthbound
?U.K./1972年
?輸入盤中古


今まで気になっていたライヴ盤。ずいぶんお安くなってました。
と思ったらこれbootleg
ずいぶん昔から先にbootlegが出回っていたらしい。
どうみても正規盤です。本当にありがとうございました。
とでも言いたくなるくらいに全然区別が付かない。
bootleg買ったのは初めてだわ。
正規盤はbootleg対策らしいしなあ。
とにかく「太陽と戦慄」の前のアルバムからのテイク。
bonus trackのような3曲がついているのにどこにもクレジットされていないし、
調べてもどこにも書いていない。
これがbootlegの証拠なんだろうけど。
でも曲数が多いのは悪くないか。


でここからが一聴した感想。


 何これ?


これが最初に思ったこと。
まず極悪の音質。ここまでひどいのは聴いたことないってくらいに最悪。
かすれて割れて、もうひどい。ひどすぎ。
カセットレコーダーからおこした音らしい。道理で。
そして冒頭の「21世紀の精神異常者」。
完全にvocalにエフェクトがかかって何もかもが歪んでる。
そしてかなり破壊的。
Robert Fripp卿以外のメンバーはこの直後に脱退するほど
メンバーの関係は当時最悪だったようで確かにアルバム全体に
投げやりな雰囲気があるのも確かに否めない。
だけど最後の曲のGroonを始めとしてインプロが熱い。
と個人的には思う。
完全に崩壊しようとしてるバンドの最後の輝きとでもいうのだろうか。
そしてこのあとに「太陽と戦慄〜USA」の中期クリムゾンが誕生するとはね。
この後Robert Frippはメンバー総とっかえだからな。
今時こんなバンドがあるだろうか。
そんな強引なところもアルバムを毎回全く違うものにさせてきた要因だろう。


個人的には聴いてもいいんじゃないかというアルバム。
プログレはたまにライヴ盤から入ったほうがいいアルバムはあるけれど
これは絶対にここから聴き始めてはいけない。
King Crimsonを聴き通してから聴くことを勧める。
そんなアルバム。