6月の5枚。


今月は収穫多すぎる。量が多すぎて頭も耳もついていってないかもしれない。最近ジャズ方面へと急速に傾きつつある。

今月の5+3枚

Miles Davis/In a Silent Way(US,1969)
Chick Corea and Return to Forever/Light as a Feather(US,1972)
King Crimson/Red[40th Anniversary Edition](UK,1974/2009)
Soft Machine/Bundles(UK,1975/2010)
Rush/Rush in Rio(Canada,2003)
Frost*/Milliontown(UK,2006)
Travis/The Boy with No Name(UK,2007)
筋肉少女帯/蔦からまるQの惑星(Japan,2010)


リマスターということでRedとBundles。Bundlesは音が幾分クリアになった印象。格段に音質よくなったかといえば微妙なところかもしれない。Rushも聴きまくってた。このライヴの熱さには飲み込まれます。Frost*のスタイリッシュで英国の気品漂うシンフォニックさもまさに名盤の域。モダンプログレの雄です。TravisCOLDPLAYが好きなら好きになれるかもしれない。音も意外にシンプルで決して暗いわけでもない。でも底抜けに明るかったり、鬱憤を晴らす感じのロックではない。この辺のイギリスのロックは自分の聴く音楽のルーツに近いから好きになれるのかもしれない。Miles Davisは大曲2曲のフュージョンっぽい作品なのに飽きない。もはやクールとしか形容できない。Return to Foreverも最高。雫の滴るようなエレクトリックピアノの音とラテン調の雰囲気がマッチしすぎてる。

次点の5+1枚

Miles Davis/Miles in the Sky(US,1968)
Miles Davis/Fille de Kilimanjaro(US,1969)
Stereolab/Emperor Tomato Ketchup(UK,1996)
Gerard/Keyboard Triangle II(Japan,2002/2010)
Coheed and Cambria/Good Apollo, I'm Burning Star IV, Volume One: From Fear Through the Eyes of Madness(US,2005)
Girls Dead Monster/Little Braver(Japan,2010)


Miles Davis/Bitches Brewという存在を理解したいが為にElectric Milesを聴いていた。聴いているうちに少しずつBitches Brewへの理解しがたい溝がなくなってきた気がしています。Stereolabのジャンル横断的な判断のできない境目曖昧な不思議なポップでジャズでエレクトロでボサノヴァで…といった語りつくせない雰囲気には圧倒されるばかり。Gerardのリマスター作の演奏力の高さは折り紙つき。King Crimson,ELP,UKのカバーをあっさりとやってのける。

今月の5+1曲

Miles Davis/ Shee/Peaceful(In a Silent Way,1969)
The Correctors/世界を止めて(1993)
Stereolab/Cybele's Reverie(Emperor Tomato Ketchup,1996)
Frost*/Hyperventilate(Milliontown,2006)
Travis/Selfish Jean(The Boy with No Name,2007)
筋肉少女帯/レセプター(受容体) (蔦からまるQの惑星,2010)


知り合いが紹介していたThe Correctors/世界を止めてが素晴らしい。とにかく素晴らしい。それ以上言えない…。