■

Opeth/Blackwater Park

・Sweden/2001年

Blackwater Park

Opethは完全ノーマルヴォイスのDamnationを聴いただけなので
デスの括りに入るのは想像できなかったけど聴いてみたらかなりの手応えあり。
とは言っても個人的にはデス声は敬遠してきたんですがこれは素敵。
というかデス声を気にさせない（と言ったらこのヴォーカルに悪いけれど）メロディラインの良さ。
メロディの振れ幅も大きくていい。これだったらデス声も聴ける。
もうインストだけ取ってきたらプログレ以外の何者でもない気がするのはきっと俺だけじゃないはず…。
あ、プログレッシヴ・デスメタルバンドなんですか。
なんだかよく分からない括り方…。
冷たくも熱い。叙情的でメランコリー。

Anglagard/Hybris

ヒブリス

・Sweden/1992年

2枚のアルバムと1枚のライヴ盤を残して忽然と消え去ったAnglagardの1st。
約10分×4曲構成。
というかこんな作品がなぜに廃盤…？
Univers Zeroのチェンバー的な暗黒感を持ち合わせつつも音は決してヘヴィではない。
フルートにメロトロンが郷愁を誘う。
常に音が変化し続ける。テンポから何から一つのところには留まらない。
動と静の明確な対比。凶暴なのに叙情的。美しくもどこか哀しい。
個人的には2ndのEpilogよりもこちらがおすすめ。
最強。