2/4後編。+4枚。

先週2枚レビューしてもう2枚をすっかり忘れてたので
4枚追加して今日は一気に6枚。


まずは先週の2枚。

Nirvana/MTV Unplugged in New York

MTV アンプラグド・イン・ニューヨーク

MTV アンプラグド・イン・ニューヨーク

・U.S./1994年


94年はまさにKurt Cobainが自殺した年。
そんな風には全然聴こえないんだけどな…
アコースティックなNirvanaもかなりいい。

Happy the Man/The Muse Awakens

Muse Awakens (Dig)

Muse Awakens (Dig)

・U.S./2004年


3枚のアルバムを残して79年に解散したバンドの再結成第1作。
25年のブランクがあるとは思えない。
4thアルバムと言っても何の問題もない。
緩やかテクニカル変拍子BGM。落ち着くインスト。



お次は4枚。

Yes/Tales from Topographic Oceans

Tales From Topographic Oceans

Tales From Topographic Oceans

・U.K./1973年


邦題:海洋地形学の物語。
Close to the Edgeの次作。20分×4曲構成。
Rick Wakeman脱退の引き金となった作品。drumはBill BrufordからAlan Whiteへ。
一般的な評価はかなり低いけど聴きやすさでは悪くないでしょう。
確かにYesらしいキャッチーさはない。
Close to the Edgeのメロディがたまに出てきたり出てこなかったり。
前作を引きずって失敗した感は確かに否めない。
でもプログレらしいバカみたいな長さだけどすっきり聴ける。
歌詞の長さはぶっ飛んでるけど。
評価を鵜呑みにせずに聴くことが重要ですね。

Rick Wakeman/The Six Wives of Henry VIII

Six Wives of Henry VIII

Six Wives of Henry VIII

・U.K./1973年


海洋地形学の物語と同年リリースのソロ作品。
ヘンリー8世の6人の妻の名前が6曲のタイトル名。
グラピ、エレピ、オルガン、ムーグ、メロトロン…
鍵盤楽器の音の洪水。流れるような演奏。濃厚。
テクニックは申し分なし。すばらしい。

Caravan/Caravan

Caravan

Caravan

・U.K./1968年


カンタベリーの代表格Caravanの1st。
まだカンタベリーというよりはサイケデリック
終始使われるオルガンが印象的なオルガン・ロック。快作。
最後の9分の大作は以降の作品を予感させる。
それにしてもこのジャケット…全員目がイっちゃってるよ…

U.K./U.K.

UK

UK

・U.K./1978年


大御所の面々が名を連ねるU.K.の1st。
John Wetton,Allan HoldsworthBill Bruford
名前を聴いただけでお腹いっぱいになる。
こんなメンバーじゃたった1作で2人も脱退しちゃうわけだ。
キャッチーなのにしっかりしているキラキラのプログレ
エレクトロニカ的要素も入りながら違和感はない。
バカテク満載。凄まじい。