ノルウェー産!

それにしてもジャケットがとんでもなくダサいんだよな…


Wobbler/Afterglow(Norway,2009
ノルウェープログレWobblerの2nd。ちょっぴり攻撃的でかなりテクニカル。そしてシンフォニック。
小曲3曲の間に大曲2曲を挟み込む構成。70年代の音作りをしっかり意識している。特にELPへの造詣は深いのではなかろうか。
Anglagardほどの泥臭さはないもののAnekdotenほど乾いた音作りではない。ここまでバランスのとれた作品は00年代にはあまりなかったように思う。


圧巻は4曲目のIn Taberna。中盤のキーボードテクがかなりのもの。ハモンドを多用するあたりはプログレ的なキーボードの音を愛しているなーと思わせます。と思うとヴァイオリンやらフルートやらでアコースティックになったりトラッドっぽくなったりと、かなり目まぐるしい変化を見せる。そして最後はヘヴィーな音で収束。カラフルな大曲。この曲を聴くだけでも買う価値があります。


プログレの王道たる作品に仕上がっているとおもいます。傑作。